8/7 嘘
私は人に嘘をついて生きている。
いまも大きくひどい嘘を隠し持っている。
でも、なんだかうまく嘘がつけてしまう。
子供の頃は、大人になったらこんな嘘も簡単に見抜かれてしまうと思っていたのに。
僕が馬鹿なのか、皆んなが馬鹿なのか
人を甘く見てはいけないが辛く見てもいけない
今泉の卒業がすごくつらい
8/7 基礎値
きっと自分も、兄と同じように土台は頭が悪く、運動もできないんだろうなぁって思った。
土台がショボい兄を見て、それから逃れるように違う道を模索してきた。
兄だけじゃない。母や父や祖母から逃れるように生きてきたんじゃないか。
だからこそいま、自分の家系にはいなかったタイプの人間になっているんだと思う。
誰にも顔も似ず、性格だけは身近にいたために家系に近い気がする。
いつからかは分からない。
けれどそういう道を無意識に選んできたんだなって思うと「やるじゃん」という気持ちと「なんでそんなことしなきゃいけなかったのか」という気持ちが湧いてくる。
たぶん生涯負けず嫌いなんだろう。
周囲を見て、周囲と比べて劣らないように力をつけようとしてきた。
早くから家系の能力値と自分の能力基礎値の低さに気づいていたためだ。
学校に行くと自分より格段にすげー奴がいた。
それに勝つことを第一目標とした。
結果、たいていは追いつくレベルまではいけた。
その成功例が自分の道を無意識に進めてきたものと直結していると思う。
親は特に目標にしておらず、パトロンのような存在だった。
一度まとまったら親に話してみよう
8/6
8/5はバイトでラストに疲れて死んでいた。
本を読んだ。
本を読んで、何かに共感すること、理解すること、考えることがその人の人生を作っていく。
これになぜ気づけなかったのだろうか。
これまで読んでこなかったツケを
いま、不明確な形だが感じられている。
悲しい。
8/4 相談
朝起きて切符買って昼からバイト。
あと10日で1万円をどうやりくりするか。
自分の辛いと思う経験は
みんな経験してんだろうなって思うようになった。
そう考えた時に、周りに相談することが恥ずかしくなる。
親でさえも。親だから、か。
ちょくちょくアドリブで配達した客と話すようになった。1日5人に自分から話しかけるという目標を定めた。
8/3 日常
バスで帰ってきて、何事も無かったかのように研究室に向かい、眠い時に昼寝をして、帰ってきて好きなことをした。
日常は、なんら変わったことがない。
ただ周囲と違うことは、色々あってお金が底を尽きそうなぐらいだ。
さいきんはよく、親が自分にとってどういう存在だったかを考える。
幼い頃の自分と、今の自分を比べて変わらない価値がわかった時におそらくそれが分かる。
まだ答えは出ない。